■創作物では弱者が勝つように描かれる
創作物のなかでは、エリート警察官が無能で、前線の下っ端刑事が大活躍する。
部長や専務が低能で、若手のヒラ社員が会社の危機を救う。
モテモテのイケメンは実はイヤな奴で、物語の最後には化けの皮が剥がれて女性陣の総スカンを食らう。
普段クールな高学歴エリート男は実はプレッシャーに弱いマザコンで、追い詰められたときにテンパって失態を晒し、大勢の嘲笑を浴びることになる。
ホラー映画ではリア充マッチョがスプラッタ惨殺され、ナードが生き残る。
ヒットするコンテンツはねたましい存在への代理攻撃と、できない自分への自己弁護を必ず内包していると思う。
キリスト教のことですね、わかります。