信貴山朝護孫子寺

20年ぶりに信貴山に登ってきました。


近鉄信貴山下駅からまっすぐに上る道を自転車を押して登っていきます。振り返ると王寺の町が見えます。
信貴山から


さらにどんどん登っていきます。振り返ると奈良盆地が一望できます。
信貴山から


そしてようやく辿り着いた信貴山朝護孫子寺の本堂からの眺め。下界が遠いです。
信貴山から


こちらがその朝護孫子寺の本堂。なんか山上の砦っていう感じですね。
信貴山から


本堂の中からは朗々と大般若経を唱える声が聞こえます。で、本堂の下の真っ暗闇の回廊を手探りでまわる戒壇巡りをしてきました。灯りが無いので本当に何も見えません。右手を右壁に添えて進みます。途中、一か所だけ小さな仏像が光ってるところがあります。そのあとの角を曲がって進むと、灯りは全く無いけど扉らしきものがあるのが手探りで分かります。ここには錠前がかかっていて、この錠前に触ると願い事が叶うといわれています。もちろん僕はそんなことは信じませんが、平安時代覚鑁上人が納めた宝珠がこの扉の奥に祀られているのだそうで、歴史のロマンに触れた気がしました。


帰り道。1983年までケーブルカーが通っていた廃線跡の山道(中腹より上が残ってる)をマウンテンパイクで下りました。怖い怖い。20年前はここをママチャリで下ったはずなんですけど。いい年してやることじゃないですね。あとは舗装された道路を一気に信貴山下駅まで駆け下りました。気持ちいい!
信貴山から