仮想コンソール

開発環境とターゲットが基本的には同じOSというのが組込みLinuxの面白い(?)利点で、開発環境側で自分用にビルドしてある程度テストできるわけですが、ターゲットにはXなんて載せてないよ!というときには?


X上のGUI使ってるのUbuntuでも、Ctrl+Alt+F1 を押すと真っ黒いコンソール画面になります。仮想コンソールというやつで、全部で6面あり、Ctrl+Alt+F1 〜 Ctrl+Alt+F6 で画面を切り替えることができます。Ctrl+Alt+F7 でGUIの画面に戻ります。


これ、元々は複数の作業を切り替えるための機能だったのかもしれないだろうけど、いまはX上で複数のアプリを動かすのが常なので、非常時にしか使わないと思います。


でも、ここではXとかウィンドウマネージャとか余計なものが動いてないので、フレームバッファ直描き(あるいはDirectFBライブラリを使用)のプログラムをちょっとテストするにはいいかも。解像度の設定は、fbsetコマンドと /etc/fb.modes で。まあ、コマンドラインと画像描画が重なって表示が崩れたりもしますが、昔のN88-BASICみたいで懐かしい感じもします。<おっさん


そういうことは仮想フレームバッファエミュレータでやれ!という説もあります。要調査。