水晶振動子につけるコンデンサの値

回路図
マイコンのクロックで、水晶振動子の両端とGNDの間に入れる2個のコンデンサの値、だいたい数pF〜20数pFくらいの値が使われることが多いけれども、どうやって決めるのでしょうか?
コンデンサの容量をC1,C2、水晶振動子の負荷容量をCl、回路の寄生容量をCpとすると、

Cl = C1 * C2 / (C1 + C2) + Cp

となるのが良いそうです。
水晶振動子の負荷容量はデータシートに記載されています。12.5pFのものが多いようですが、低消費電流用に負荷容量の小さいものもあります。また回路の寄生容量はそれこそ回路しだい・基板しだいですが、だいたい3〜10pFくらいだそうです。通常は C1 = C2 としますから、これをCとすると、

C = 2 * (Cl - Cp)
Cl = 12.5pF, Cp = 5pF のとき、C = 15pF

となりますね。


【参考URL】
http://www.geocities.jp/zattouka/GarageHouse/micon/MPLAB/18F14K50/OSC/OSC.htm