ミニ四駆ラジコン5号機のメカ設計

5号機のメカ設計はじつは今から6年も前のものだったりします。サーボは共立のプチロボXと同じ EK2-0500 を使っていますが、現在では入手困難になっています。(現行のプチロボとは異なるサーボです。)
写真1


厚さ1mmのアルミ板で脚部のブラケットと胴体のフレームを作っています。サーボを一旦分解して、ブラケットを挟み込むようにしてネジ止めしています。
写真2


展開図を2次元CAD(鍋CADを使用)で描いて、実寸大で印刷して型紙とします。型紙をアルミ板に糊で貼って、ボール盤で穴を開けてから、万能バサミでチョキチョキと切ります。板金加工としては邪道ですが、楽ちんで必要十分な精度は出ます。ただしハサミで切るとどうしても反ってしまうので、万力で伸ばします。
写真3


曲げには「曲げしろ」が必要です。材質と板の厚さによるものですが、今回は0.5mmの曲げしろとしています。曲げ工具で曲げます。エンジニアのポケットベンダーが手軽でおすすめです。折り目付近の穴はひしゃげるので開け直します。加工が終わったらしばらく水に漬けて型紙を剥がします。
写真4


いちおうデータを公開しておきます。