CMakeメモ

CMakeとは?

  • 簡単な設定ファイル( CMakeLists.txt )を書くだけで Makefile を生成してくれるツール
  • Linux, Windows, Macなど各々のビルド環境のしきたりに沿った Makefile がおまかせで生成される。
  • コマンドラインベースのツール

CMakeの使い方

  1. CMakeLists.txt のあるディレクトリを指定して cmake コマンドを実行すると Makefile が生成される。
  2. make コマンドでビルドする。

ただし、Windowsの場合は make のかわりに nmake ないし msbuild を用いる。

 # nmakeの場合
mkdir build
cd build
cmake .. -G "NMake Makefiles"
nmake

# msbuildの場合
mkdir build
cd build
cmake ..
msbuild ALL_BUILD.vxcproj

nmakeとは?

CMakeLists.txtの書き方メモ

  • cmake_minimum_required : CMakeの最小要求バージョンを指定
  • project : プロジェクト名と使用言語を指定
  • file : ソースファイルを指定
  • include_directories : インクルードファイルのディレクトリを指定
  • target_link_libraries : リンクするライブラリを指定
  • add_executable : ターゲットの実行ファイルを指定
  • add_library : ターゲットのライブラリを指定
    • STATIC か SHARED の指定で、静的ライブラリか共有ライブラリ(WindowsならDLL)かを指定
  • install : インストール先を指定
  • add_subdirectory : サブプロジェクトのCMakeLists.txtのあるディレクトリを指定