「雑草という名の草はない 」とは使い古された言葉だけども、実際に雑草の名前を知っている人は少ない。
イネ目 (イネ科・カヤツリグサ科)
- メヒシバ:茎が地面を這って広がり、立ち上がった茎に細長い穂を数本つけるやつ。
- オヒシバ:メヒシバより太いやつ。
- エノコログサ:いわゆる猫じゃらし。
- スズメノカタビラ:背は低く、茎の先に白っぽい小さい穂をいくつもつけるやつ。
- コスズメガヤ:スズメノカタビラに似てるが茎が高く伸びるやる。
- ホソムギ:茎に小さい穂を左右交互に並んでつけるやつ。
- イヌムギ:茎からたくさん枝を出して小さい穂をつけるやつ。
- カラスムギ:先にヒゲのある小さい穂をたくさんつけるやつ。穂は頭が垂れる。
- チカラシバ:エノコログサより大きいブラシのような穂をつける。
- セイバンモロコシ:やたら背が高くなり、茎から出た枝に赤っぽい穂をたくさんつけるやつ。
- ハマスゲ:三角の茎の先端から数本の枝が出て、赤っぽい小さい穂をたくさんつけるやつ。
- カヤツリグサ:ハマスゲによく似ていて、穂が黄色っぽいやつ。
キク科
- タンポポ:だれでも知ってるやつ。
- ノゲシ:タンポポより葉がイガイガで背の高いやつ。
- タビラコ:細い茎に黄色い小さい花がたくさつ咲くやつ。
- アキノノゲシ:葉はノゲシに似て、秋に白~淡黄色の小さい花をたくさんつけるやつ。
- ノボロギク:タンポポより葉が菊っぽく、花は筒状のまま開かないやつ。
- オオアレチノギク:葉と茎にうぶ毛が生えて、淡褐色の徳利状の小さい花をたくさんつけるやつ。
- ヒメムカシヨモギ:オオアレチノギクに似て、小さい白い花をたくさんつけるやつ。
- ハハコグサ:白い綿毛が生えてて、黄色い小さな花が密集して咲くやつ。ゴギョウのこと。
- チチコグサ、チチコグサモドキ:ハハコグサより地味なやつ。違いがよく分からない。
- アザミ:赤紫色の花をつける、トゲのあるやつ。
- ハルジオン、ヒメジョオン:白い花をつけるやつ。違いがよく分からない。
- セイタカアワダチソウ:茎が高く伸び、秋に黄色い小さな花をすごくたくさんつけるやつ。
- ヨモギ:団子に練りこむやつ。花は秋咲くが目立たない。
- ブタクサ:花粉症になるやつ。ヨモギに似てるけど葉の切れ込みがシャープ。
その他の種子植物
- アブラナ:いわゆる菜の花。
- ナズナ:いわゆるぺんぺん草。
- カタバミ:シロツメクサに似た形の葉で、黄色い小さな花が咲き、実から種が飛び散るやつ。
- オオイヌノフグリ:たくさんの小さな葉と、青い小さな花が咲くやつ。
- ツメクサ:細い爪のような小さな葉がたくさん生えて、背は低く、白い小さな花が咲くやつ。
- ホトケノザ:シソを小さくしたような葉と、赤紫色の小さな花が咲くやつ。
- オオバコ:さじ型のゴワゴワした葉が地面から放射状に生え、穂が立つやつ。
- コニシキソウ:地面を這うように赤っぽい茎が広がり、左右対称に小さな葉がつくやつ。
- コミカンソウ:コニシキソウに似てるが茎が立ち、葉の裏に小さな実がなるやつ。
- チドメグサ:丸っこい小さな葉が地面を這うようにたくさん生えるやつ。
- ツユクサ:先のとがった葉で、夏に青い花が咲くやつ。
- ドクダミ:ハート型のやや紅色をおびた葉で、白い花びらに穂がつくやつ。
- ヤブガラシ:ツルを伸ばし、黄緑と橙色の小さな花をブドウ状にたくさんつけるやつ。
- カラスビシャク:緑色の仏炎苞から細い棒のようなものが伸びるやつ。
- ウリクサ:地を這って広がり、卵形にギザギザのある葉をつけ、紫色の小さい花が咲くやつ。
シダ類
- スギナ:ツクシがたけたあとに出てくるやつ。
- トクサ:スギナよりザラザラしてるやつ。
- いわゆるシダ:いわゆるシダっぽい葉のやつ。いろいろあるが見分けがつかない。
【参考記事】