防人

生き抜く者の定めよ
死に行く者の定めよ
その手は離せますか
...
沸き立つ勇志の旗を持つ
防人となれ

凛花」という、日露戦争がらみのアニメソングなのだが、なんだかデジャヴを感じていた。なんだろうなと思っていたら、さだまさしの「防人の詩」(映画「二百三高地」主題歌)だった。

すべての生命に限りがあるのならば
海は死にますか 山は死にますか
...
生きる苦しみと...死にゆく悲しみと
...
すべての生命に約束があるのなら
春は死にますか 秋は死にますか

かたやアニメソング、かたや根暗フォークだけど、たぶん前者は後者を意識してると思う。
そういえばタモリは昔、ネクラ追放とかで「防人の詩」を批判したそうだが、本当のところは思想的理由からじゃないかと思う。タモリは今でも自衛隊に反対なんだろうか?もしそうだとしたら「凛花」や「檄!帝国華撃団」にも批判的なんだろうか? 
かくいう僕も大学に入りたての頃は「檄!帝国華撃団」に軍国主義の匂い(?)を感じて拒否反応を示していた。あの頃は僕もかなり左翼だったなあと思う。そのうち平気でカラオケで熱唱するようになったけど。(^^;)