デジカメにソ連製レンズ

G1にFED-2のレンズ(旧ソ連製 INDUSTAR-10 50mm/f3.5)をつけてみた。
G1にFED-2のレンズ


オリンパスからもペンE-P1が発表され、将来を期待したいマイクロフォーサーズだけど、やはりまだ圧倒的にアクセサリ資産が少ないなぁ……と思ってたのだが、まてよ。レンジファインダー以上にフランジバックが短いってことは、マウントさえ合わせればレンジファインダーのレンズが使えるんじゃね? ……と思ったら、やはり皆さん同じことを考えるようで。
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/review/2009/01/13/9964.html
http://it.nikkei.co.jp/pc/column/dcreview.aspx?n=MMITdp000028042009
http://www.st.rim.or.jp/~komatsu/G1leicaL.html


金属削るのは好きだけど、さすがに光学器械を製作できるような設備も技術もないんでここはおとなしく製品を購入。(せめて部品取りできるジャンクがあれば自作の道もあるかもだが……)
→ 宮本製作所 http://homepage2.nifty.com/rayqual/


INDUSTAR-10 50mm/f3.5 はライカLマウントなんで、マイクロフォーサーズ→ライカMマウント→ライカLマウントの2段がまえで装着(上の写真)。レンジファインダーぽい外観のペンE-P1のほうが似合うだろうなと思うが、このアンバランスさはこれはこれで萌え。本来は沈胴式レンズだけど、沈めたらG1を壊すおそれありなんで要注意。とうぜんながらマニュアルフォーカスでの使用となる。


試し撮り
で、とりあえず撮ってみた。全般的にマッタリとしたかんじの写り。でもやはり昔のレンズなんで逆光には弱い。それとG1は手ぶれ補正がレンズ側なんで、こういう規格外のレンズつけちゃうと手ぶれ補正すら効かない。なので夜間の蛍光灯照明下だと三脚がないとまともに撮れない。改めて手ぶれ補正のご利益を実感。(ペンE-P1は手ぶれ補正本体内蔵なんだよなぁ……)


驚くべきことに、パナソニックからも純正のオプションでライカMマウント/Rマウント用のアダプタが出るようだ。こういうハッカーじみた行為をメーカーが積極的にサポートするとは。「女流一眼」なんていう謳い文句とは裏腹にこういう客層も意識してるんかいな?
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20394887,00.htm