トマス秋茄子

秋茄子
【トマス秋茄子】
僕が高校生の頃にデザインしたキャラクターです。
元ネタは『神学大全』を著した中世ヨーロッパの神学者トマス・アクィナス
高校生のころウンベルト・エーコの『薔薇の名前』の影響でかなりキリスト教に詳しくなりました。トマス秋茄子は、『薔薇の名前』に登場する異端審問官ベルナール・ギーと同じドミニコ会士なので、白と黒の僧衣を着ています。


映画の『薔薇の名前』では各修道会の僧衣がちゃんと考証されてるので服装で会派が分かります。フランチェスコ会は灰色のゆったりした僧衣。ベネディクト会は黒ずくめ。ドミニコ会は白と黒。そして教皇庁使節は赤い僧衣。坊主がいっぱいあつまって「キリストの服は彼の財産か否か?」などとくだらない論争をしますが、背景にはフランス王とドイツ皇帝の対立があります。映画ではそこまで分からんけど。