三田村館長も好きだけど

Frank-Lloyd-Wright

ご存知のようにGoogleのトップページのロゴは、ときたま一日限定でデザインが変わる。クリスマスとか、バレンタインとかにその日にちなんだデザインになるのである。で、一昨日の6月8日もロゴが変わっていた。
これは、フランク・ロイド・ライトの建築ではないか。特に右端の建物はライトの最高傑作と言われる「落水荘」である。ライトは日本では関東大震災にも耐えたという旧帝国ホテルの設計者としても知られる建築家。でもなぜライトなのか?...と思って調べてみると6月8日はライトの誕生日らしい。しかし誕生日にあわせてGoogleのロゴが変わるとは、ライト恐るべし。
で、知ったかぶったことを書いたが、実はライトのことを知ったのはつい最近。「ギャラリーフェイク」というマンガで取り上げられていて知ったのだ。上に書いたことはそこからの受け売り。つい最近見た建築の絵がGoogleのロゴになっていたので「ありゃ?」と思ったしだいである。
ギャラリーフェイク」、なかなかおもしろいマンガだ。アニマックスでアニメが放送されてるのを見てマンガの方も読み始めている。贋作を専門に扱う画廊のオーナーである主人公・フジタ。元メトロポリタン美術館のキュレーターで、美術界の裏側に通じる彼のまわりで、古今東西の美術品をめぐる事件が起こる...というお話。一読して感じるのは「ブラックジャック」の影響。主人公フジタのスゴ腕だがアウトローでじつはお人よしなキャラやセリフ回しはブラックジャックによく似ている。そしてピノコ役がサラ。王族、エスニック、弟子(?)と、かなり僕のツボに入ったヒロイン。アニメではラフィール殿下(川澄綾子)の声だし。サラたん萌え〜。