会社で机の整理をしていたら珍しいものを発見しました。コクヨのフォートラン プログラム用紙です。パソコンが普及するより はるか昔、まだコンピュータの端末はごく限られた時間しか使うことができず、プログラマーはまず紙の上でプログラムを考えて書いてから端末に打ち込んでいたのでした。（打ち込み専門の人がいたという話も聞いたことがあります。）これはその頃使われていたFORTRAN用のプログラム用紙です。各行に行番号とステートメント(命令文)を書くようになっています。
遠い昔の話ですね。今やプログラマーはおろか、事務職の人でも一人一台パソコンを与えられて一日中使うのが当たり前ですからね。パソコンの普及で紙の消費量は減ったかというと、むしろ増えたのではないかと思いますが、このプログラム用紙のような専用の用紙の需要は劇的に減ったでしょうね。一昔前は文房具屋に行くと、伝票や見積書や納品書などの各種の業務用用紙が売られてましたよね。ほとんどコクヨの独占市場だったように思います。今でも売ってるのかな？
