デバドラのお勉強



ここのところ仕事がヒマなので、先人の遺したソースコードを解析しながらWindowsデバイスドライバの勉強をしています。WindowsVistaになってデバドラのモデルが変革されてるようですが、とりあえずは従来のWDM(Windows Driver Model)を勉強。DDK(Driver Development Kit)での開発です。


しかし、デバドラの開発環境ってなんであんなに不親切なんでしょうか? Visual Studio の至れり尽くせりの環境とは雲泥の差。しかもWDMで使用することになる wdm.h の関数って、オンラインのMSDNでも英語のマニュアルしかありません。いちおう機械翻訳の日本語を併記で読むこともできますが、MSDN機械翻訳ってショボすぎます。「〜しますします。」などというような無茶苦茶な訳文がザラなので、あまり役に立ちません。


MSDN以外で参考になったのは、
・『USBハード&ソフト開発のすべて』 http://www.amazon.co.jp/dp/4789833410/
 →USBの規格とデバドラの概論がよくまとめられてます。
・誰でもわかるデバイスドライバ講座
 http://www.sciencepark.co.jp/community/lecture.html
 →これもWindowsデバドラの概論。
・『WDMデバイスドライバ』 http://www.amazon.co.jp/dp/4881358618
 →サンプルコードやデバッグツールを収録したCDROMつき。かなり実践的な本。