中華電源のスイッチの修理

中国製の安定化電源の電源スイッチが壊れたので修理しました。
以前、記事に書いた Wanptek NPS3010W という電源です。

プッシュ式の電源スイッチが壊れ、押し込んでも電源が入らなくなりました。分解してスイッチの型番を調べてみると、KDC-A04-1 というものでおそらく中国製。ネットで検索してみても国内での取り扱いは無さそうでした。(スイッチ1個をアリエクで購入するのはちょっと…)

代替品が無いか探してみたところ、ミヤマ電器の DS680KS というスイッチがこれとほぼ同じ形であることが分かりました。これならマルツやモノタロウで購入可能です。

というわけで、マルツで購入しました。左がミヤマ電器 DS680KS、右が KDC-A04-1 です。

ボタンの取り付けの互換性はバッチリでした。ところが、一つ見落としていた問題がありました。KDC-A04-1 は固定のための耳の穴がバカ穴ですが、DS680KSはM3のネジ穴でした。スイッチの固定にはタッピングビスを用いており、M3のネジ穴だとビスが通りません。しかたがないのでボール盤でネジ穴をつぶしてバカ穴にしました。(切り子が接点部に入らないように念のためマスキングテープで養生して加工しました。)

というわけで、うまくスイッチの交換ができました。