のどかな週末

なんだかずいぶん久しぶりに、一人暮らしののどかな週末でした。といっても、昨日は、長年たなあげしていた案件を片付けるという、大イベントがあったのですが。



今日は散髪に行った後、梅田のジュンク堂に入ってきました。お目当ては「史記列伝」。中国の春秋戦国時代は僕のホームグランドともいうべき世界なのですが、じつは「史記」をちゃんと読んだことは今までありませんでした。せめて「列伝」だけでも読んでおこうと思い立ちました。岩波文庫の「史記列伝」全5冊セット。文庫本五冊が箱に入っています。まあ「列伝」は人物エピソード集なので、ヒマな時にちょびちょび読んでいくことにします。

ついでに一階のマンガコーナーで冬目景の「ハツカネズミの時間」1巻を入手。帰ってから読みました。しかし、あいかわらずの人物配置ですねぇ。まあ冬目景に限ったことではない、ありがちなパターンなのですが。なんというか、下からのまなざしが、彼岸を見つめる主人公の存在価値を保証しているのが都合良すぎですよねぇ。「羊のうた」では(マジの)彼岸には行かずに八重樫のもとに帰りましたが、「イエスタデイをうたって」はどうなるのでしょう。ハルENDはないと思いますが。
しかし、あいかわらず冬目景は遅筆ですね。

関係ないけど、NHK大河ドラマの合戦シーンはあいかわらずショボイですね。