パッヘルベルのカノンについて

パッヘルベルのカノン」について。
旧・滴了庵の日記にも書いたことがあるけど、「パッヘルベルのカノン」は僕の三大マイ・テーマ曲のひとつ。あとのふたつは「ГимнСССР(ソビエト連邦国歌)」と「ジェッディン・デデン」。
ソビエト連邦国歌」はとても荘厳でかっこいい曲でいつ聴いても心を震わされる。ロシア語であの歌を歌うと胸にこみ上げてくるものがある。「ジェッディン・デデン」は勇壮な軍楽だけど、どこかアジア的な哀愁がただよっていてとても心になじむ。仕事中に気分が乗ってくると知らぬ間に鼻歌で歌ってしまうことがある。



でも三つのなかで一番好きなのは「パッヘルベルのカノン」。とてもゆったりして優しくて心が安らぐ。この曲は管弦楽曲とかピアノ独奏とかいろいろに編曲されるけど、弦楽四重奏(五重奏?)がいちばんいいと思う。弦楽ののびやかな音がこの曲には合っていると思う。深く静かなチェロから始まって少しずつ音が重なっていき、華やいだバイオリンのサビにつながっていくのがとても好き。

ラップで「パッヘルベルのカノン」なんてのもあった。あれはあれで面白い。