映像の世紀

映像の世紀」のDVD-BOXを衝動買ひしてしまひました。これだからamazonは・・・
http://www.amazon.co.jp/dp/B000BEYCB8/
まあ、でもこれは不朽の名作ですねぇ。
本放送は毎回逃さず観てました。


DVDは第二次大戦まで観ました。
第2集「大量殺戮の完成」のラストのチャーチルの言葉はとても印象深く記憶に残ってましたが、今観ても心を揺さぶられるものがあります。加古隆の「パリは燃えているか」も神すぎる。

戦争からきらめきと魔術的な美がついに奪い取られてしまった。アレクサンダーやシーザーやナポレオンが兵士たちと危険を分かち合いながら、馬で戦場を駆けめぐり帝国の運命を決する、そんなことはもうなくなった。これからの英雄は安全で静かで物憂い事務室にいて、書記官たちに取り囲まれて座る。いっぽう何千という兵士たちが電話一本で、機械の力によって殺され、息の根を止められる。これから先に起こる戦争は女性や子供や一般市民全体を殺すことになるだろう。やがてそれぞれの国には、大規模で限界のない、一度発動されたら制御不可能となるような、破壊のためのシステムを生み出すことになる。人類は初めて自分たちを絶滅させることができる道具を手に入れた。これこそが、人類の栄光と苦労のすべてが最後に到達した運命である。

(´;ω;`)ブワッ