PSoC 5LP Prototyping Kitの注意点
- PSoC 5LP Prototyping KitのP0_2, P0_3, P0_4, P3_2にはでかいコンデンサ(1uF)がついてるので要注意。とくにOPアンプで使うときに不都合。(不都合なときはC12, C13, C9, C7をはずす。)
- P1_0, P1_1もデバッガ用ピンなので使えない。
- P2_1にLED、P2_2にSWが付いていることにも注意。
- PSoC 5LP Prototyping Kitは5V動作である。PSoCじたいは3.3Vでも動作するが、デバッガ部から5Vが供給されてしまう。
- デバッガ部を首ちょんぱして5Vは接続せず、GNDは接続、その他の信号は抵抗をはさんで接続し、ターゲット部のVDDに3.3Vを供給すれば3.3V動作でデバッグもいちおうできる。
- ターゲット部のUSBコネクタを接続するとやはり5Vが給電されてしまう。R20をはずせばカットできるはず。
- 首ちょんぱしたデバッガ部でもじゅうぶんPSoC用デバッガとして使えるが、あえてMiniProgを買うならMiniProg3かMiniProg4! (秋月にはMiniProg1があるけどPSoC1用なので不可)
PSoC Creatorの注意点
- Vrefは精度重視でドライブ力は無い。配線の抵抗も無視できない。ボルテージフォロワなどで受けて使うのが基本。(と中の人が言ってた。)
- Tools > Options > Design Entry > Component Catalog で 「Show Hidden Components」にチェックすると、コンポーネントカタログに隠しコンポーネント(笑)が表示される。PSoCのハードウェアを余さず活用できるが、ライブラリが整備されてないのですこぶる使いづらい。まあ通常は必要ないだろう。
- 依存するライブラリ(たとえば自作コンポーネントのライブラリ)の指定は、Project > Properties > General > Dependencies をクリックして、さらに「...」をクリックすると設定画面が現れるので「User Dependencies」に追加する。(分かりにくい!)