現在、政治・経済・軍事などさまざまな面でアメリカ一国が世界に独り覇を唱えているけれど、とりわけパソコンの世界ではほとんどマイクロソフトWindowsの絶対支配に近い。(アップルにしたって米国企業だし。Linuxはユーザーが限られてるし。) これは今さら言うまでもない事実だけど、考えてみれば恐ろしいことだと思う。
パソコンは、いまや世界中でなくてはならないものになっている。企業の業務から個人の生活まで、社会のすみずみにいきわたっている。そのプラットフォームをアメリカ一国に握られている。
あの国は国益のためなら世界がどうなってもいいと思っている国だ。そんな国に急所を握られているのがとても恐ろしい。(例えばもしもマイクロソフトが日本から撤退したとしたら、とんでもない恐慌がおこるだろう。)
アメリカ帝国主義に唯一対抗している(つもり)の中国でさえ、国内で使用されているパソコンはほとんどWindowsだ。中国政府は国策でLinuxを推奨してきたけれど、まるで普及していない。
(その名も「紅旗Linux」という素敵な名前の中国製Linuxがあるらしいけど。ペンギンが赤旗をふってる...シュールだ。)
まあ、そんことは誰もが分かっていて、だからといって今さらどうしようもない既成事実なのだけど。なんとかならないものかなあ。
今日の状態: - (やや鬱)
睡眠:△、起床:○、朝食:×、仕事:×、夕食:○、活動:×