good!アフタヌーンの創刊号がWEBで公開されてます。
http://kc.kodansha.co.jp/magazine/index.php/13872
http://comic.bitway.ne.jp/kc/comic_tameshiyomi.html?isbn=978406KA00249&br=goodafternoon
買ってなかったので、さっそく読みました。
石川雅之『純潔のマリア』なかなかおもしろいです。
中世ヨーロッパのキリスト教と魔女(異教・異端)というのは、世界史の中でもとくに興味のあるテーマのひとつなので注目。ま、第一話を見るかぎり、石川雅之の歴史ものにしては軽めの内容ですが。
作中のセリフからすると、舞台は英仏百年戦争末期のフランス。ジャンヌ・ダルクの処刑後だから、1431年〜1453年ごろのお話ですね。
「本当のキリスト教徒なら異端審問官と武装兵をよこしなさいって」
ていう魔女のセリフが(・∀・)イイ!
長くなりそうなので以下箇条書き
- 1ページの1コマめに描かれてる旗、英王室の紋章(ライオン)と仏王室の紋章(百合模様)が組み合わさってるけど何の旗だろ?
- 「何キロ飛ぶと思ってんの」 … キロて何ですか? メートル法の制定は18世紀のフランス革命後ですが。
- 「ローマ・カトリックは女が怖いただのロリコン集団よ」 … ロリコンて何ですか? 『ロリータ』は20世紀に書かれた小説ですが。
- 「シェフ」 … もちろんコックさんのことではありません。フランス語のシェフ(chef)は英語のチーフ(chief)にあたる単語ですね。
- 「ロワールの上流 カレーに続く道の英拠点」 … ん?現在地どこ?位置関係おかしくない?
- 女神アルテミスを「アジアの神」って言ってるのが中世らしくていいですね。
ま、一言でいうなら、魔女萌え〜 ってこってす。