6軸モーションセンサではSTマイクロのLSM6DS3とならんでメジャーなTDK InvenSenseのMPU-6050。派生型番がいろいろあってややこしいのでまとめ。
- MPU-6050はI2Cのみで4mm角QFN。
- MPU-6500はI2C/SPIで3mm角QFNだけどあまり見かけない。
- MPU-9150 = MPU-6050 + AKM8975 の9軸だけど既にディスコン。
- MPU-9250 = MPU-6500 + AKM8963 の9軸。
これらMPU-xxxxがたぶん旧InvenSenseの型番でスイッチサイエンスとかでモジュール基板が手に入りやすい。しかし、新規に基板を起こすなら非推奨。以下のようなICM-xxxx型番のものを採用すべし。ただ、ICM型番のものはまだモジュール基板はあまり出回っていないようだ。
- ICM-20689はMPU-6050と同じ4㎜角QFNの6軸でI2C/SPI、ただしDMP無し。
- ICM-20648/20948はMPU-6500/9250と同じ3㎜角QFNの6軸/9軸。
- ICM-20602は3mm角LGA(手ハンダ不可能!)の6軸、DMP無し 。
おもなピンの配置はおおむね同じだけど若干異同あり。また、特性のパラメータにも異同あるので必ずメーカーのカタログとデータシートを参照のこと。