前提
OpenOCDのセットアップ
シリアルポートドライバをインストール
下記サイトからMbedのWindows用シリアルポートドライバをダウンロードしてインストールする。
Windows serial configuration - Handbook | Mbed
OpenOCDのインストール
下記サイトからOpenOCDをインストールする。
Releases · ilg-archived/openocd · GitHub
※ 最新版ではe2studioでのデバッグ開始時にエラーが発生する。
これについては調査中。とりあえず、v0.10.0-5-20171110 を使用する。
Release GNU MCU Eclipse OpenOCD v0.10.0-5-20171110
gnu-mcu-eclipse-openocd-0.10.0-5-20171110-1117-win32-setup.exe
【2020/02/04 追記】
解決しました。下記を参照してください。
renesas_gr-peach.cfgの修正 - 滴了庵日録
OpenOCDの設定ファイルのコピー
renesas_gr-peach.cfgをダウンロードし、
前述のOpenOCDのフォルダの下の scripts/board フォルダにコピーする。
e2studioにOpenOCDのパスを設定
e2studioを起動し、「ウィンドウ」→「設定」で設定画面を開き、
「MCU」→「Global OpenOCD Path」で、
- 「Executable」に openocd.exe を設定。
- 「Folder」に、OpenOCDのフォルダの下の bin フォルダを設定。
プロジェクトの設定
デバッグの構成
e2stuioでGR-PEACHのプロジェクトを選択し、「実行」→「デバッグの構成」でデバッグ構成の画面を開き、
「GDB OpenOCD Debugging」→「プロジェクト名 ビルド構成名」を選択する。
無い場合は「GDB OpenOCD Debugging」で右クリックし、「新規」で作成する。
「メイン」タブ
「プロジェクト名」が正しく、「C/C++アプリケーション」に正しくelfファイルの場所が設定されていることを確認する。
「Debugger」タブ
OpenOCDのパスが正しく設定されていることを確認する。
また、「Config options」に「-f board/renesas_gr-peach.cfg」と設定する。
「Startup」タブ
「Initial Reset」と「Enable ARM semihosting」のチェックを外す。
「Load executable」のチェックを外す。
「ソース」「共通」「SVD Path」タブ
デフォルトのままでよい。
ビルドの設定(最適化)
ステップ実行のためには最適化は無効化しておいたほうがよい。
プロジェクトの「プロパティ」を開き、
「C/C++ビルド」→「設定」→「ツール設定」→「Optimization」で、
「Optimization Level」を「None(-O0)」に設定する。