MPLAB X IDEのコンパイラバージョン指定

MPLAB X IDEで特定のバージョンのコンパイラを指定する方法まとめ。

コンパイラのインストール

下記ページの「Language Tool Archives」にてXC8、XC16、XC32の各バージョンをダウンロードできるので、所望のバージョンをダウンロードしてインストールする。
www.microchip.com

デフォルトのコンパイラバージョン指定

MPLAB X IDEのメニューの「Tools」→「Options」で、「Embedded」→「Build Tools」タブを開く。「Toolchain」にインストール済みのコンパイラがリスト表示されるので、所望のバージョンを選んで「Default」ボタンを押すとそのバージョンがデフォルトで指定されるようになり、リストの表示が太字になる。

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プロジェクトごとのコンパイラバージョン指定

プロジェクト作成時にコンパイラのバージョンを指定できる。

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この指定はあとから変更できる。MPLAB X IDEでプロジェクトのプロパティを開き(Dashboardでプロジェクト名をダブルクリック)、「Conf: [default]」を選択すると「Compiler Toolchain」にインストール済みのコンパイラが列挙されるので、所望のバージョンを選択する。

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