中華な撮影ライトUTEBIT PT-F260B

中国製の廉価なLED撮影ライト(ビデオライト)を買いました。
UTEBITのPT-F260Bという製品です。
26W、3000lm、3200~5600Kをうたっています。
アマゾンで2558円。安いので2個買いました。アマゾン発送ですぐ届きました。

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良いところ

  • バッテリーとACアダプタに両対応
  • 色温度を調整できる (3200~5600K, 100Kきざみ)
  • 輝度を調整できる (10~99%, 1%きざみ)
  • 三脚の1/4インチネジとカメラのアクセサリーシューに両対応
  • 安い

良くないところ

  • 筐体のプラスチックの質感が安っぽい
  • バッテリーも充電器もACアダプタも三脚も別売
    (必要なものだけ買えばいいとも言える)

電源

電源はバッテリーとACアダプタに両対応です。バッテリーはこの手のビデオライトで一般的なソニーのNP-F互換バッテリーがささります。ACアダプタは12V3A仕様で、φ2.1mmセンタープラスのプラグがささります。
ACアダプタが使えるのが個人的にはポイント高いです。私は自室内でしか使いませんし、たまに使う程度なので使いたい時にバッテリー切れですぐに使えないのは不便です。その点、ACアダプタならいつでもすぐ使えますし、持ち時間を気にすることもありません。
消費電力は、色温度5600K/輝度99%のときで12V×1.8A = 22W程度でした。けっこう発熱します。
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操作

操作がやや分かりにくいですが、丸いノブが電源ボタンとモード切替ボタンと調整ダイヤルを兼ねていて、長押しで電源ONし、以降ボタンを短く押すごとに輝度調整モード⇔色温度調整モードに切り替わります。輝度調整モードのときは赤色LEDが点灯し、色温度調整モードのときは緑色LEDが点灯します。設定値は2桁の7セグLEDで表示されます。
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明るさはじゅうぶん、というかかなり明るいです。色温度5600K/輝度99%のときライトの正面50cmの距離で照度を測ると約2000lxでした。
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色温度の正確さは未検証です。個人的にはそこにはあまりクオリティーを求めていません。

三脚/カメラへの取り付け

アダプタは三脚用の1/4インチネジと、カメラのアクセサリーシュー(フラッシュなどの差し込み口)の両方に対応しています。ただし、ホットシュー(カメラと電気的に連動する仕組み)には対応していませんので、フラッシュとして使えるわけではありません。まあ、ビデオライトにそんなこと求めてませんし。
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所感

安くて機能面でも満足のいくものでした。ただ、バッテリーもACアダプタも三脚も付属しないので、必要なものを自分で買いそろえる人向けです。