昇圧回路で単三電池駆動

マルチNOVAの無線コントローラはこれまで9V電池(006P角型乾電池)で駆動していましたが、単三電池2個で駆動できるように昇圧回路を組みました。



マルチNOVAの無線コントローラの電源(5V)は、これまで9V電池(006P角型乾電池)からドロップレギュレータで作っていました。しかし、006P角型乾電池は容量が小さいわりに高価なのでランニングコストがかさむという問題点がありました。そこで単三型ニッケル水素電池2本(2.4V)から5Vを作る昇圧回路を組みました。これなら006P角型乾電池と比べても、さほどかさばらず、充電式なのでランニングコストが安くすみます。(006P角型ニッケル水素電池というものも無いわけではないですが、入手性が悪く高価です。)

昇圧回路には、MAXIMのMAX630というステップアップレギュレータICを使いました。(日本橋シリコンハウス共立で入手。) MAX630のデータシートは下記URLで入手できます。
http://japan.maxim-ic.com/quick_view2.cfm/qv_pk/1545
Figure 5 の参考回路図を参考に作りました。
R1=560kΩ、R2=200kΩとすることで、
出力電圧 = 1.31V(参照電圧)× (1 + R1/R2) = 4.98V を作ります。
Lには380μHのトロイダルコイルを使いました。(日本橋デジットで入手)
昇圧回路