ラジコン戦車の改造 (2)電装系の解析

WaltersonsのT-34/85を分解して電装系を解析します。

分解

制御回路は40mm×64mmの基板が1枚あるのみで、基板上に無線モジュールが実装されています。
写真


基板上の主要部品は下記の通りです。

  • メインCPU: nuvoTon HL058LCN (ARM Cortex-M0)
  • モータドライバ: MX1508 (中国製、1.3A/ch ?)
  • RFモジュール: A7105 (2.4GHz トランシーバ)

構成図

図

結線表

P1 駆動輪モータ出力

ケーブル直付け (2mmピッチ)

ピン番号 ケーブル色 接続先
1 左駆動輪モータ-
2 左駆動輪モータ+
3 右駆動輪モータ-
4 右駆動輪モータ+
P2 砲塔部モータ出力

JST PHコネクタ (2mmピッチ)

ピン番号 ケーブル色 接続先
1 砲身上下モータ-
2 砲身上下モータ+
3 砲塔回転モータ-
4 砲塔回転モータ+
P3 小信号入出力

JST PDHコネクタ(2mmピッチ×2列)

ピン番号 ケーブル色 接続先 ピン番号 ケーブル色 接続先
1 NC 未接続 2 赤外線受信モジュールGND
3 +3.3V 4 赤外線受信モジュール信号
5 NC 未接続 6 着弾表示LEDカソード
7 ステータスLED(赤)カソード 8 主砲LED(赤外)カソード
9 ステータスLED(緑)カソード 10 NC 未接続
11 砲撃表示LEDカソード 12 NC 未接続
13 ヘッドライトLEDカソード 14 NC 未接続

※ LEDおよび赤外線受信モジュールはすべて共通の+3.3V電源で動作

P6 バッテリー電源入力

ケーブル直付け (5mmピッチ)

ピン番号 ケーブル色 接続先
1 バッテリー電源-
2 バッテリー電源+
P8 スピーカ出力

JST XHコネクタ (2.5mmピッチ)

ピン番号 ケーブル色 接続先
1 スピーカ+
2 スピーカ-