つらつら思うこと

昨日Twitterでつぶやいてた管理職うんぬんの話は、技術の管理職がマネージメント業務だけで忙殺されては困るという話です。そんなのは有能な事務のお姉さんが一人いれば大半は事足りることで。


僕の考える技術者の管理職というのは、映画監督のような仕事です。映画監督は一種の管理職ですが、たんにマネージメントや折衝だけが職務ではないですよね。もちろんそれらも重要な仕事ですが、映画というは「誰それ監督作品」という呼び方をされるように、第一に映画監督がクリエイトしたものと認識されますね。映画監督は自分で脚本を書くわけでも(書くこともあるけど)、役を演じるわけでも、カメラを回すわけでも、音楽を作るわけでもないけど、それらの全てを技術の水準で指導してる。だから「この映画は誰それ監督が作った」と言われるわけです。
僕は工業製品も「誰それ監督作品」と言えるものであるべきと思ってます。そういう強いクリエイティブな意志によって束ねられないと、どれだけ大量の技術者を注ぎ込んでも、ちぐはぐで見当違いな物しかできません。


まあ、要するに何が言いたいかというと、僕の3倍以上の給料もらってる人たちはそれに見合う仕事をしろよ!ということです。