Windows用ネットワーク関連ツール

Tera Term

言わずと知れたターミナルエミュレータTelnetSSHでのリモートログインに。
http://sourceforge.jp/projects/ttssh2/


ちなみに、SSHLinuxマシンなどにリモートログインするには当然ながら相手にSSHサーバが必要です。Ubuntuの場合、下記のコマンドでインストール。


sudo apt-get install openssh-server
設定ファイルの編集と再起動は下記のコマンドで。

sudo vi /etc/ssh/sshd.config
sudo /etc/init.d/ssh restart
デフォルトでは、パスフレーズにはログインパスワードが使用され、認証はプレインテキストが使われます。RSA鍵を使いたいなら所定の設定をしてください。
ちなみに、Telnetはポート番号23、SSHはポート番号22というのがしきたりです。

BlackJumboDog

Webサーバ、メールサーバ、プロキシサーバ、FTPサーバ、DHCPサーバ、DNSサーバの機能を統合したなんでもサーバ。
http://www.sapporoworks.ne.jp/spw/


ここではDHCPサーバの設定について少し説明します。

  • [オプション] > [DHCPサーバ] で、「DHCPサーバを使用する」にチェック
  • [基本設定]のタブを開く
  • 「待ち受けるネットワーク」で、IPv4/v6種別と、自分のネットワークアダプタのアドレス(例:192.168.10.1)を設定
  • 「開始アドレス」と「終了アドレス」に払い出すアドレスの範囲を設定 (例:192.168.10.100〜192.168.10.120)
  • サブネットマスク」「ゲートウェイ」と必要に応じて「DNS」のアドレスを設定
  • [ALC(MAC)]のタブを開く
  • 特定の機器に特定のIPアドレスを払い出したい場合は、ここで機器のMACアドレスと所望のIPアドレスを登録

WinSCP

FTP、FTPS、SCP、SFTPに対応したFTPクライアント。ちなみに名前が紛らわしいですが、FTPSはSSLで暗号化したFTPであり、SFTPはSSHで暗号化したFTPです。
http://winscp.net/eng/docs/lang:jp


ローカルとリモートのフォルダを同期する機能もあります。(でも個人的にはFTPでファイル転送するよりsambaでフォルダ共有するほうが好きです。ファイルの実体が向こうとこっちに2つあるのは何かとややこしいです。)
UIのスタイルとして2ペインの「ノートンコマンダ」スタイルと、1ペインの「エクスプローラ」スタイルが選べますが、まあFTPクライアントなら2ペインだろと個人的には思います。
これも当然ながら相手にFTPサーバが必要です。上記のUbuntuの例で openssh-server をインストールした場合はそのまま使えます。