インターネット接続の共有でPCをルータ代わりに

やりたいこと

WiFiでインターネットに接続されたWindows PCをルータ代わりにしてEthernet接続のデバイスをインターネットに接続する。
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方法

Windows PCをルータ代わりにする方法には、「ブリッジ接続」を使用する方法と「インターネット接続の共有」を使用する方法がある。ここでは「インターネット接続の共有」を使用する方法について説明する。

設定

まず「設定」→「ネットワークとインターネット」→「アダプターのオプションを変更する」を開く。
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ここでは「Wi-Fi」がすでにインターネットに接続されているものとし、「イーサネット2」にデバイスを接続するものとする。

Wi-Fi」のプロパティの「共有」タブで「ネットワークのほかのユーザーに、このコンピュータのインターネット接続をとおしての接続を許可する」にチェックを入れ、「ホームネットワーク接続」で「イーサネット2」を選択する。このとき、「インターネット接続の共有を有効にするとIPアドレスは192.168.137.1に設定されます。云々」というメッセージが出る場合があるので「はい」を選択する。
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すると、「Wi-Fi」に「共有」と表示される。
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イーサネット2」のプロパティで「インターネットプロトコル バージョン4(TCP/IPv4)」のプロパティを確認する。IPアドレスが「192.168.137.1」、サブネットマスクが「255.255.255.0」になっている。もしそうなっていなければ手動で設定しなおす。
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以上の設定でPCがルータ代わりになる。