トースカン(上の写真のような工具)は買うと高くて、安いやつでも5000円くらいします。工具にかけるお金はケチるべきでないとは思ってますが、トースカンは自分にとってはめったに使わない工具なので自作することにしました。
材料
- フリーポイント金具 L字型 120mm スリット幅5.5mm
- フリーポイント金具 プレート型 86mm スリット幅5.5mm
- 蝶ネジ M5 x 15mm
- 蝶ナット M5
- 目玉クリップ (セリアの 目玉クリップ(大) はさみ口 約50mm)
- 厚めの木の板 (セリアの ひのき板 (1) 約25 x 11.5 x 1.5cm)
- 木ネジ (M4ネジで代用 (※後述) )
合計1300円くらいになりました。手持ちの部品が使えればさらに安上がりになります。
ナットについて
蝶ネジの反対側を止めるナットは、手でしめやすいように蝶ナットを採用しましたが、より安く作りたいならふつうのM5ナットでもまあ大丈夫です。バネワッシャーがあればベターでしょう。また、フランジナットでも良いです。適宜、手持ちの部品でアレンジしてください。
M5ナットと平ワッシャー (左)、フランジナット表・裏 (中央)、蝶ナット (右)
M5ナットは、ダイソーのボルト・ナット・ワッシャーセットに入ってます。
木ネジについて
適当な木ネジの手持ちが無かったので、邪道ですが今回はふつうのM4ネジ (12mm) を使用しました。3.5mmのドリルでネジの深さ以上の下穴を掘っておけば、まあ締められます。上記のダイソーのボルト・ナット・ワッシャーセットに入っているものを使いました。
5.5mm幅のスリットに対してネジ頭がやや小さめなので平ワッシャーを入れたほうが良いでしょう。平ワッシャーも上記のセットに入ってます。
土台の木材について
土台の木材はなんでもいいですが、(1) コケない程度の幅と長さがあること (2) ネジ深さ以上の厚みがあること が必要です。今回はセリアの厚さ15mmのヒノキ板を50mm×70mmに切って使いました。
ノコギリで切って、ボール盤で下穴を掘りました。電動ドリルで掘る場合は、斜めにならないよう、貫通しないように気を付けましょう。ケガキには完全スコヤがあると便利です。
組み立て方
写真のとおりなので特に説明は不要かと思います。
目玉クリップを下向きにすれば、より低いラインに対応できます。