いにしえのJavaアプレットを動かすには

やりたいこと

HTML5などの新技術にとって代わられ、セキュリティ上の懸念もあって廃止されて久しいJavaアプレット、もはや主要なブラウザ上で動かすことはできません。しかし過去の遺産のJavaアプレットを動かしてみたいときはどうすればよいでしょうか?

方法

JavaJDKに同梱の appletviewer.exe を使ってJavaアプレットを (ブラウザ外で) 動かすことができます。ただし、最新のJDKにはもはや appletviewer.exe は同梱されていません。appletviewer.exe が同梱されていた最後のJDKJDK8 です。JDK8は今でもオラクルのサイトでダウンロード可能ですが、どうもオラクルのアカウントが必要なようです。

代替手段として、Eclipse Adoptiumプロジェクトが提供する OpenJDKディストリビューションである Eclipse Temurin のバージョン8を利用することもできます。

手順

  • appletviewer.exe が同梱されたなんらかの JDK8 をインストールする。
  • Javaアプレットが埋め込まれたページのHTMLファイルをダウンロードする。
  • HTMLファイルの <applet>要素に書かれている Javaアプレット本体 (jarファイルなど) のパス(URL)を調べてダウンロードする。
  • HTMLファイルとJavaアプレットを適当なディレクトリに置く。
  • HTMLファイルの<applet>要素を修正してJavaアプレットのパスに合わせる。
  • コマンドプロンプトで appletviewer.exe を実行する。HTMLファイルのファイル名を引数とする。

参考