インターフェースの6月号に付録でSH-2マイコンボードがついてきました。SH-2マイコンボードと開発環境のCDつきで1490円とはなんとも太っ腹な企画です。6月号、7月号、8月号と、このSH-2マイコンボードを使った特集記事が組まれています。
- 6月号 入門編
- 7月号 応用編
- 8月号 OS編
というかんじです。おもしろそうなので取り組んでみることにします。
6月号 第1章
まずはブレッドボードの製作。
6月号付録のSH-2マイコンボードにコネクタなどを半田付け。ブレッドボードにのせて電源供給。Dサブコネクタからシリアルケーブルでパソコンに接続。ジャンパJ1ははずす。(「プログラム実行モード」)
ハイパーターミナルでシリアルポート(COM1)接続する。
マイコンボードの電源をONすると内蔵フラッシュに書き込まれてあるサンプルプログラムが起動し、ADコンバータの値をターミナルにログ出力していきます。まあ、とりあえずちゃんと動いているようです。
ボーレート 38400
データビット 8
パリティ なし
ストップビット 1
フロー制御 なし
6月号 第2章
- コントローラ系:SH-1→SH-2 ・・・リアルタイム制御向け
- プロセッサ系:SH-3→SH-4 ・・・モバイル・ネットワーク向け
SH-2ファミリーでは、
6月号 第5章
開発ツールのインストールと使い方。
- 統合開発環境 HEW
- フラッシュ書き込みツール FDT
6月号付録のCD-ROMからHEWとFDTをインストール。HEWのインストールでは、AutoUpdate設定を「手動」にしておき、アップデートのチェックをはずして完了。(面倒なのでアップデートしない。)
また、サンプルプログラムをCドライブのWorkSpaceフォルダにコピーし、読み取り専用属性をはずしておく。
- HEWを起動。
- 「別のプロジェクトワークスペースを参照する」
- サンプルプログラムのワークスペースを開く。(拡張子.hws)
- ソースファイルが表示される。
- すべてをビルド
- FDTを起動。
- 「新規のプロジェクトワークスペースの作成」
- デバイスはSH/7144Fを選択。
- シリアルポート(COM1)を選択。
- 入力クロック12MHz,クロック・モード 3 を選択。
- 「Select Connection」は「BOOT Mode」を選択。ボーレートは「Use Default」をはずし、38400を選択。
- 「Protecton」は「Automatic」、「Messaging」は「Advanced」を選択。
- ボードのジャンパJ1をショートし電源ON。(「プログラム書き込みモード」)
- 「プロジェクト」>「ファイルの追加」で、ビルドされた.motファイルを選択。
- .motファイルのアイコンを右クリックし、「Download File」
- 「デバイス」>「デバイスとの切断」
- ボードを電源OFFし、ジャンパJ1をはずして電源ON。(「プログラム実行モード」)
→LED点滅のプログラムが動作確認できました。
- HEWでソースを書き換え、再ビルド
- ボードを電源OFFし、ジャンパJ1をショートし電源ON。(「プログラム書き込みモード」)-FDTで「デバイス」>「デバイスとの接続」
- FDTで.motファイルのアイコンを右クリックし、「Download File」
- 「デバイス」>「デバイスとの切断」
- ボードを電源OFFし、ジャンパJ1をはずして電源ON。(「プログラム実行モード」)
→プログラムの変更が動作確認できました。