斑鳩王の慟哭

あ〜、せっかく確保した3連休だったのに、惰眠をむさぼって終了。
(´・ω・`)ショボーン



黒岩重吾の『斑鳩王の慟哭』という本を読みかけてます。
聖徳太子一族の滅亡を描く歴史小説なのですが...
登場人物のセリフにものすごく違和感あり。ぜんぜん飛鳥時代っぽくありません。
まあ、ほんとうに飛鳥時代の言葉で書くわけにはいきませんが、
もう少し古風な言葉づかいを心がけてほしい。
少なくとも、飛鳥時代の日本人が使うはずのない用語をしゃべらせてはいけない。
具体的に言うと、

(聖徳太子のセリフ)
五世紀の大王の中には、宮に何人もの妃を住まわせた方もおられる。」

倭の五王の時代のことを言いたいんでしょうが、「五世紀」ってなに!?
なんで飛鳥時代の日本人が、キリスト暦使ってるの?
そもそも、「century」の訳語としての「世紀」はこの時代にあるはずないでしょ?



ところで、「斑鳩王」っていう言葉、一般的な用語ではなく、
ググっても『斑鳩王の慟哭』しかヒットしないんですが、
昔、どっかで聞いたことがあるような気がします。なんだったかな?