メモ2

プリンは英語でもプリンだと思っていた

英語でも「プリン」でさしつかえないと思う。綴りは「pudding」だけど、カタカナ読みの「プディング」だと「グ」がむしろ余計。それとアメリカ人は語頭以外の「t」や「d」をラ行音で発音する傾向にある。有名な「water は ワラ」というのもその例。「l」でも「r」でもなく、むしろ日本語のラ行音に近い音のように思う。「n」に続くときはさらに「n」に吸収される傾向にあるようだ。「twenty」が「トゥエニ」とか。


韓国人の歌を聴くとみんな「only」を「オニー」って発音してるように思う。

雰囲気を「ふいんき」、原因を「げいいん」と長年読み続け、信じて疑わなかった。

ふいんき」はまあ間違いだけど、「げいいん」は単なる間違いとは言い切れないと思う。もちろん読み仮名としては「げんいん」が正しいけど、一つめの「ん」は、実際には鼻母音「~い」(「ん」のように鼻に抜ける「い」) で発音される。「ふいんき」にしても「ふんいき」→「ふ~いいき」→「ふ~い~いき」→「ふいんき」ではないかと思う。「ん」の後に母音が続くのは発音しにくいのでこういう変化が起きる。


鼻母音化以外では連声というのがあるけど、こちらは、「天皇」=「てんおう」→「てんのう」、「反応」=「はんおう」→「はんのう」、「観音」=「かんおん」→「かんのん」のように明確に音が変わるので、正式に読み仮名に反映されてる。


韓国語では子音の後の母音はもっぱら連声するので、「原因」も「ウォンイン」→「ウォニン」となる。