オリジナルのマイコンボードを作る(2)

ず〜っとサボってたBluePulsarの中間報告です。

企画

Bluetoothとラジコンサーボに特化したオリジナルのマイコンボードを作ってみようと、去年の秋に企画しました。
オリジナルのマイコンボードを作る(1)

オープンハードセミナー2014 1Qでの発表

今年の1月に基板設計までの進捗を発表しました。

回路図・アートワーク・BOM

設計データを公開します。CADはフリー版のEagleを使用しました。
【注意!】まだ動作未検証です

基板製造

基板製造は、Fusion PCBに発注しました。
枚数は、とりあえず10枚。1.6mm厚の両面基板です。サイズは、Fusion PCBの場合、5cm×5cm以内であれば最安なのですが、BluePulsarはC基板サイズ(72x48mm)に合わせたため、5cm×10cm以内のサイズとなり、+14ドルになります。また、基板の色は、BluePulsarの名にふさわしいようにブルーにこだわったため +10ドルとなりました。基板10枚の基本料金が10ドルなので合計で34ドルです。安っ! そして送料は、いちばん安い「Registered Air Parcel」だと約12ドルです。支払いはPayPalで。
海外の業者ですが、発注はガーバーの出図も含めてすべてウェブ上でポチポチでできます。とくに問題が起こらなければ英語でのやりとりは不要です。今回は、発送をDHLに変更してもらったので、すこし英文でのやりとりがありましたが、それもウェブ上でできます。このような、あとからの追加料金は「Customized order payment unit」という単価1ドルの商品を、指定の金額ぶん購入することで支払います。+15ドル取られました。
今回、発注から10日ほどで届きました。やはりDHLだと速いです。

02/22(土) 注文受付
02/23(日) ガーバーファイルのテストを通過し、製造へ
02/28(土) 中国から出荷
03/03(月) 自宅へ配送

写真

アートワーク
アートワーク
生基板
生基板
実装基板
実装基板

失敗

(1) 基板サイズのミス
痛恨のミスです。C基板サイズに合わせたはずなのに短辺の寸法が微妙に間違ってました。拡張コネクタの間隔が微妙にユニバーサル基板と合いません。(T_T)


(2) コネクタの干渉
書き込み/デバッグ用のPICKit3が、電源コネクタと干渉してうまくささりません。コネクタにゲタをはかせる必要があります。


→ひととおり動作確認ができたら、不具合はまとめて修正してVer.2を作ります。