市販のユニバーサル基板に基板寸法を合わせる

オリジナルのマイコンボードなどをプリント基板で作るとき、市販のユニバーサル基板と寸法を合わせると便利じゃないかなと思ってます。自分の場合、小規模の回路にはサンハヤトのICB-288を愛用しています。これは秋月のいわゆるCタイプとほぼ同じサイズですが、秋月でCタイプと銘打たれているものには、微妙に寸法のちがうものがあるので注意が必要です。(長辺はみな72mmですが、短辺が47mm・47.57mm・48mmのものがあるようです。) また、外形寸法が同じでも、品番によってランドの数と位置が違ったりします。サンハヤトの場合も、ICB-88とICB-288は外形は同じですが、ランド位置が異なります。


CADで基板の設計をする際、まず基板外形を(0,0)基準に描き、次にランド位置がグリッドに合うようにオフセットします。基板外形をライブラリに登録しておくといいかもしれません。


(1) ICB-288と同じ基板外形を描く
基板サイズ


(2) ICB-288のランド位置がグリッドに合うようにオフセットする
基板サイズ・オフセット