アルミフレームを組んでホビーロボット用のハンガーを作りました。
アルミフレームはモノタロウ等で手に入り、六角レンチ一本で組めて簡単に剛性と直角が得られるすごく便利な部材です。2020タイプ(20mm×20mm)、3030タイプ(30mm×30mm)、4040タイプ(40mm×40mm)などがありますが、ホビーロボットを吊るハンガーには2020タイプが適当でしょう。また、適当な長さにカットされたものを買うのが手軽です。バンドソーなどの電動工具があるなら自分でカットするのもよいでしょうが、金ノコで切るのはけっこう根性がいると思います。
参考までに上の写真のロボットハンガーに使った部材を以下に示します。
- SUS SFF-204 L200 (20mm×20mm×長さ200mm) ×6本
- SUS SFF-204 L400 (20mm×20mm×長さ400mm) ×2本
- SUS SFJ-016 (DブラケットSS) ×8個
- SUS SFJ-A01 (アングルブラケット SS) ×6個
- SUS SFB-013 (Tナット SS(M5) ) ×32個
- 六角穴付ボルト(鉄/ニッケル) M5 長さ10mm ×20個 (17個入り×2袋)
- 六角穴付ボルト(鉄/ニッケル) M5 長さ8mm ×12個 (15個入り×1袋)
フレームの溝にTナットを通し、ブラケットを当ててボルトで締めて固定するだけです。プラスネジより六角穴付ボルトの方が頑丈に締められます。注意すべきは、十字に重ねて組む場合にはDブラケットSSでは組めないのでアングルブラケットSSを使うということ。またアングルブラケットSSの固定に10mmのボルトでは長すぎるので、8mmのボルトを使います。(ということに後から気づいたので、じつは写真の作例では手持ちのM5プラスネジで代用しました。)いっそ全部アングルブラケットでもよかったかも。
上に渡した梁の適当な位置にTナットを通して10mmのボルトを締めます。このボルトにロボットを吊るすヒモを引っかけます。写真のような片持ち梁では、ロボットを吊って動かしたときに倒れないようにバランスに気をつけます。
むかし市販されてたLUBICのロボットハンガー組立キットではぜんぶアングルブラケットでプラスネジ固定でしたね。ホビーロボットを吊るすくらいなら十分な強度なのでしょう。