IoTマニ車

大晦日ハッカソン2018の成果です。

今日はこのマニ車のIoT対応をやります。マニ車を回した回数をWiFiでインターネット上のサーバーに送り、パソコンやスマホ等のブラウザに通知して表示させたいと思います。
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WiFiマイコンはおなじみのESP8266。ロータリーエンコーダ的なものは機構を作るのがめんどうなので、マニ車の回転の検出はジャイロセンサを使います。手持ちのジャイロセンサは、MPU-6050の上位互換のMPU-9250とLSM6DS3。どっちも定番のICですが、今回はMPU-9250を使用します。
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どっかでもらったデジットハッカソンの成果発表のときにいただいたダイセンの基板詰め合わせの中にちょうどいいサイズの基板があったのでこれに部品を載せて配線します。
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太い熱収縮チューブで基板ごとパックしたかったのですが、手持ちがないので代わりにマスキングテープでミイラパッケージ。
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お経のかわりに回路を納めたら回転しにくくなりました。鎖についた分銅に比べて中心部の質量が大きくなったせいと思われます。バッテリーを小さいものにかえて分銅側に固定することで改善しました。
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紙のお経を納めるスペースがなくなったので、ESP8266のROMに般若心経を納めました。volatile付けてもコードから参照しなかったら消されてしまったので、起動時にfor文で読むようにしました。
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IoTのバックエンドには以前使ったことのあるMilkcocoaを使いました。でももうちゃんと保守されてない感じですね。Milkcocoaは実体としてはMQTTブローカーサービスのようなので、次はHerokuあたりで自前でやってみたいと思います。MQTTブローカーはMosquittoとかいうのを使えばいいのかな? (しらんけど)

じっさいに動かした動画。マニ車を回した回数が、パソコン、スマホタブレットのブラウザにリアルタイムに表示されます。ちょっと回転の検出が甘いですが。


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