メガネの形状とメガネっ娘萌えの精神

shagaくん曰く (「そこに愛はあるのか?」より)

時東ぁみ(*)は、これまで顔や体型をアイデンティティとしていたグラビアアイドルとは異なり、「メガネ」をかけることをアイデンティティとして顔や体型を超越して「メガネ萌え」な男性をターゲットとした。「メガネ」というアイテムを通じて、彼女の魅力を感じる男性が彼女の客層なのである。

*こんなのはメガネっ娘とは認めません

shagaくんも「こんなのはメガネっ娘とは認めません」と述べているように、3次元の「メガネっ娘」は、2次元の「メガネっ娘」とは異なる概念のように思われる。
デジモノステーション連載の「ビジョメガネ」を見るとよく分かるのだが、これらの3次元メガネっ娘は、おもに上下幅の狭い今風のメガネを着用しており、知的でオシャレという印象である。



これに対して、2次元メガネっ娘は概して上下幅の広い昔風のメガネを着用している。(特に丸型が多い。) 知的な雰囲気という点では3次元メガネっ娘と共通するが、2次元メガネっ娘は「優等生/委員長」「物静か」「文学少女/図書委員」「ドジっ娘」「マニアック」などの性格をひとつないし複数そなえている。これらの性格は3次元メガネっ娘と比較すると、「オシャレでない」という点で共通する。つまり、

  • 3次元「メガネっ娘」 上下幅の狭い今時のメガネ = オシャレ
  • 2次元「メガネっ娘」 上下幅の広い昔風のメガネ = オシャレでない

昔はメガネというものは、オシャレの観点からするとネガティブなものであった。3次元世界ではその後、メガネのデザインが洗練され、メガネでオシャレができるようになった。これに対し、2次元世界では価値観の反転により旧来のメガネにポジティブな価値を見出すようになった。すなわち

オシャレでない→世俗的でない→世間ずれしてない→純粋→萌え〜



有名な2次元メガネっ娘をリストアップ。まだまだいっぱいいるだろうけど。

保科智子     (東鳩
如月未緒     (ときメモ
↑やはりこの二人が双璧? 両方ともよく知りませんが。

エマ       (エマ)
鳳凰寺風     (魔法騎士レイアース
穂村愛美     (君が望む永遠
読子・リードマン (R.O.D
桜木高見     (ジオブリーダーズ
長谷川空     (ああっ女神さまっ
二階堂頼子    (逮捕しちゃうぞ
鞠絵       (シスタープリンセス
八木はじめ    (成恵の世界
水無月妙子    (藍より青し

↓マニアック系
李紅蘭      (サクラ大戦
天野ヒカル    (機動戦艦ナデシコ
鈴木イクヨ    (花右京メイド隊