漢語の時代区分

紙のメモ書きが出てきたので電子化しておく。


漢語の時代区分
1) 太古漢語(Proto-Chinese) 殷〜西周(前15C〜前10C)
2) 上古漢語(Archaic-Chinese) 東周〜秦漢〜三国(前7C〜後4C)
3) 中古漢語(Ancient-Chinese) 六朝〜隋唐(後6C〜後10C)
4) 中世漢語(Middle-Chinese) 宋〜元〜明(後11C〜後16C)
5) 近代漢語(Modern-Chinese) 清〜現代(後17C〜)


『新訂中国語概論』藤堂 明保, 相原 茂, 大修館書店
ISBN-10: 4469231126; ISBN-13: 978-4469231120


おととしに国会図書館に行ったときに見つけた本からのメモ。
太古漢語てのは読んだことないな。漢籍といえばたいてい上古漢語か中古漢語。宋代の漢文も「古文」であって、けして同時代の中世漢語ではないし。禅宗の語録とか公案集とかは、中世漢語なのかな? 字面がいわゆる「漢文」と「現代中国語」の中間ぽいかんじがする。