こういうのもアリじゃないかと思うんだ。
2年生の文芸部員。「紅蓮のうてな(パドマ・ガルバ)」と呼ばれる。
学校の成績は道元と学年トップを争う秀才だが、自分の努力に限界を感じている。法然から数珠を授かり師妹となる。法然のことを心から信頼している。純粋すぎる性格でときに周囲から誤解されるが、誰にでも親切で優しく、男子にも女子にも人気がある。
愛読書は｢無量寿経｣ほか「浄土三部経」
2年生の剣道部員。「青蓮のうてな(ウトパラ・ガルバ)」
尊敬する栄西から数珠を授かり師妹となる。自分にも周囲にも厳しい努力家で、だらしないことが大嫌い。親鸞とならんで女子生徒の間では人気が高い。あまり社交的ではなく、生徒会長の北条時頼くんから生徒会入りを請われるも辞退する。
愛読書は「法華経」と「般若心経」
1年生の陸上部員。「白蓮のうてな(プンダリーカ・ガルバ)」
どこまでも前向きな性格でがんばり屋であることは周囲からも認められているが、自信過剰で言動がイタいので敬遠されがち。たびたび生徒会に意見書を提出するも、やはりイタい内容なのでスルーされる。それでもめげずにがんばっている。マユゲが太い。
愛読書は「法華経」
3年生で文芸部の部長。親鸞の師姉。「紅蓮華(パドマ)」
いつも温厚に振る舞い、反骨精神旺盛な熊谷くんや一本気で突っ走り気味な親鸞を導く。図書館に足しげく出入りする無類の読書家。学年ナンバーワンの秀才なのだが謙虚さを失うことなく、思いやりの心を忘れない。円熟した人格から昭和生まれ疑惑が浮上。
愛読書は「観無量寿経」ほか「浄土三部経」
3年生。茶道部の部長。道元の師姉。「青蓮華(ウトパラ)」
男子生徒にひじょうに人気がある。もの静かで楚々とした雰囲気とは裏腹にじつは実はスポーツ万能かつ成績優秀のオールマイティーな才媛で、生徒会ともつきあいが深い。また意外とミーハーなところがある。健康マニアでしきりに人にお茶をすすめる。
愛読書は「般若心経」と「観音経」
元気いっぱいの1年生。同学年では圧倒的な人気がある。
愛媛県出身。部活には所属せず、ダンスチーム「一遍と愉快な仲間たち」を結成し、珍妙な踊りを踊って校内を練り歩いている。温泉が大好き。伝説のストリートダンサーといわれる卒業生の空也に憧れている。趣味は神社巡り。
愛読書は「阿弥陀経」ほか「浄土三部経」
中国から来た交換留学生。
生徒会副会長の北条時宗くんに請われ生徒会のブレーンとなる。悩み多い時宗にいつも力強いアドバイスを与える。南派少林拳の使い手。暴漢にナイフをつきつけられても動じない胆力の持ち主である。アンチ朝青龍。書道にも通じており堂々とした筆跡。
愛読書は「臨済録」
キャラクターデザインはそれぞれの宗祖に対して僕が(勝手に)抱いているイメージを反映した。僕的にはもちろん道元たん一択なんだけど、テキトーに描いた無学祖元たんがなんか良いかんじになってしまった。
禅宗系は和風/中華風、浄土系はカジュアルなかんじにしてみた。日蓮は金髪ツインテール以外には考えられない。世代別では、第一世代の法然・栄西は温厚な先輩キャラ。第二世代の親鸞・道元がメインヒロイン。第三世代の一遍や日蓮はぶっ飛んでるかんじ。そしてなにげに重要キャラの無学祖元。
