- 昔からの定番は、FT232RL。1chでSOP28ピン。ストロベリーリナックスや秋月やスイッチサイエンスなどで変換モジュールが売られている。
- 概ね、末尾がLやSのはSOPやQFPといったリードのあるパッケージ。末尾がQのはリードのないQFNパッケージ。
- FT231XSは、1chでSOP20ピン。FT232RLより新しいチップで、簡潔。ただし5V系では使えない。
- FT230XSは、1chでSOP16ピン。FT231XSよりさらに簡潔で、ハンドシェイクはRTS/CTSしかない。
主要なUSBシリアル変換チップについて表にまとめる。
スピード | ch | パッケージ | 備考 | |
---|---|---|---|---|
FT232R | フル | 1 | RQ: QFN32 RL: SOP28 |
定番 |
FT2232C/L/D | フル | 2 | QFP48 | FIFO,MPSSEモードあり |
FT232H | ハイ | 1 | HQ: QFN48 HL: QFP48 |
FIFO,MPSSEモードあり |
FT2232H | ハイ | 2 | HQ: QFN64 HL: QFP64 |
FIFO,MPSSEモードあり |
FT4232H | ハイ | 4 | HQ: QFN64 HL: QFP64 |
MPSSEモードあり |
FT231X | フル | 1 | XQ: QFN20 XS: SOP20 |
VCCIO=1.8〜3.3V |
FT230X | フル | 1 | XQ: QFN16 XS: SOP16 |
VCCIO=1.8〜3.3V ハンドシェイクはRTS/CTSのみ |
【参考URL】http://www.ftdichip.com/FTProducts.htm
【追記】
- FTDI以外では、シリコンラボラトリーの CP210x というのもある。ストロベリーリナックス等でモジュールになったものも市販されている。
- マイコン自体がペリフェラルでUSBデバイスを持ち、CDC-ACM(Communication Device Class - Abstruct Control Model)に対応したライブラリがあればUSBシリアルチップ無しで済むことも。