言語学ネタ (印欧語族の古代語)

性・数・格の一致

インド・ヨーロッパ語族に広くみられる「性・数・格の一致」というのは、乱暴に言うと「韻を踏む」ことだと思ってる。例えば、古代ギリシャ語の例。

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サンスクリット語と漢文

サンスクリット語の複雑怪奇な動詞の変化と比べると、漢文のなんとシンプルなことか!

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ラテン語と英語

ラテン語って二千年も前の古代語なのに、ところどころ英語から意味が類推できる。日本人にとっての漢文のようなものかもしれない。しらんけど。

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定冠詞+分詞

定冠詞+分詞で「~する人」を表す用例は英語でもありますね。英語だと過去分詞が多いかな。古代ギリシャ語の分詞は種類と変化多すぎて覚えるのたいへん。

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