Fedoraでペンタブレットを使う設定をしました。せっかくGIMPという高機能なグラフィックソフトがあるのだからタブレットが使えないともったいないので。
僕が持ってるのはWACOMのFAVO(CTE-430)。まあ、ちっちゃい安物です。これまた驚いたことに、つないだだけで認識しました。( /dev/input/wacom が出現)とりあえず、つないだだけでもマウス代わりとしては使えます。ただし、GIMPを起動してみましたが、筆圧も消しゴム(ペン先の反対側)も使えず。
で、いろいろ調べてみると、/etc/X11/xorg.conf に設定を書けということなんですが、そんなファイル存在しません。そこで、下記サイトの解説にしたがって xorg.conf を作成し、再起動。
http://ryusaku.blogspot.com/2006/12/linux.html
GIMPを起動し、「編集」>「環境設定」>「入力デバイス」>「追加された入力デバイスの設定」を開き、「stylus」、「cursor」、「eraser」のモードを「画面」に設定。
これで筆圧が有効になりました。注意すべきは、初期状態ではペン先の反対側が消しゴムになってないということ。ペン先の反対側でツールボックスの消しゴムを選んではじめて消しゴムになります。逆にいうと、ペン先の反対側を消しゴム以外のツールに割り当てることもできるということですね。
ただし、デフォルトでは筆圧は線の濃さにのみ対応し、太さには対応してませんでした。そこで、たとえばブラシツールを選んだ状態で、「ウィンドウ」>「ドッキング可能なダイアログ」>「ツールオプション」を開き、「ブラシ感度の調整」で「筆圧感知」の「不透明度」と「大きさ」にチェック。これで筆圧が線の濃さと太さに対応するようになりました。めでたしめでたし。