今さらDelphiはじめました。
シリアル通信を使ったマイコンのテスト用ソフトなんかを作るのに今までVB6を使ってたんですが、諸般の事情で(^^)、VB6が使えなくなりました。VB.NETやC#ならExpress Editionのが使えるんですが、ネイティブコードが吐けないのがちょっぴり不都合です。テスト用ソフトはexeのみでポータブルであってほしい。代替の開発環境に求めることは、
・お手軽にテスト用ソフトをさくさく作れること
・無償であること
・ネイティブコンパイルできることがのぞましい
・当然ながらプラットフォームはWindowsであること
・そこそこメジャーで情報が入手しやすいこと
となると、現行では Turbo Delphi 2006 Explorer くらいしかないんじゃないかな。
というわけでさっそく導入して、ためしに最近VB6で作ったソフトを移植してみました。RADツールとしてはVBそっくりのインターフェースでぜんぜん違和感なしですね。言語がPascalなんで、CともBASICとも違うテニヲハにじゃっかん違和感がありましたが、まあほぼ直訳で移植できました。ヽ(´▽`)/
最大のガッカリは、Explorer版では他社製や自作のコントロールを使用できないという機能制限。そしてシリアル通信のコントロールが存在しないということ。けっきょくPascalでWin32APIを呼ぶコードを書かないといけませんでした。(´・ω・`) ま、今後は使いまわせるからいいですが。(スレッドは簡単に書けますね。)
まあ、気楽に書けるという点ではVB6のほうが上かな。やはりPascalは厳格ですからねぇ。おおらかさこそがVBの良さ(短所でもあるが)だったと思うんですが、VB.NETは変な方向に進化してしまった気がしてなりません。同じマイクロソフトなのにC#とキャラかぶりすぎやん。