GreenPAKとは
GreenPAKは、ルネサス(旧Dialog)のちっちゃいFPGA/CPLDのようなプログラマブルICです。デジアナ混載で、GUIツールで回路図入力するので、PSoCのちっちゃいやつと言ったほうがいいかも。ただしマイコンは内蔵しません。ちょっとしたロジックやアナログ回路をワンチップ化するような用途に。なにげに2電源なのでレベルシフトにも使えそう。
SLG46826
- 20ピンパッケージ (SLG46826V は STQFN-20、SLG46826G は TSSOP-20)
- 電源2系統(V_DDとV_DD2)、GND、書き込み用のI2C(SCLとSDA)を除く15本のIO(IO0~IO14)
- V_DDは2.5~5V、V_DD2は1.8~5V (V_DD ≧ V_DD2)
- IO0~IO6とI2CはV_DDが電源、IO7~IO14はV_DD2が電源
- 詳細はデータシートを参照 → SLG46826 - GreenPAK | Renesas
- SLG46826VはDIP化モジュールあり → SLG46826V DIP化モジュール | 秋月電子
- SLG46826Gは手ハンダ可能(0.65mmピッチ) → SLG46826G Renesas / Dialog | Mouser 日本
設計ソフト GreenPAK Designer
- Go Configure (GreenPAK Designer) をインストールする。
- WindowsのノートPCでは文字表示が小さすぎて見にくい場合がある。その場合は、アプリのショートカットを右クリックして、[プロパティ]→[互換性] タブ→[高DPI設定の変更] で、[高いDPIスケールの動作を上書きします。] にチェックし、[拡大縮小の実行元] には [システム] を選択。
設計
書き込み
- Arduinoを使った書き込み方法とコードは公式のアプリケーションノートがある。
→SLG46824/6 MTP Arduino Programming Example - 上記を使いやすくした改良版。M5StickC等を使用
→M5StickCやM5Stackを使ってGreenPAKに設計データを焼いてみた by AoiSaya - ブラウザから書き込み
→GreenPAK(SLG46826)をI2C経由で触ってみる その5 ブラウザ操作の実験 | Lang-ship