【注意】これはポエムです。
「PSoCのPはもはやProgrammableの意味ではない、Infineonが次世代PSoCロードマップを公開」という記事を読んで、まあそうだよなというあきらめまじりの残念な気持ちになった。
PSoCはプログラマブルなアナログ/デジタル内蔵のマイコンというとても便利なデバイスだった。開発環境も良くできていた。でももうその未来は無いという話。この話、本質的にはPSoCに限ったことではない。
つまりこの手のニーズは今も間違いなく存在するのだろうが、問題はすでにInfineonはそういう古典的なEmbedded向けのエリアよりも、もっと大きく伸びるマーケットにAddressしており、そうした古典的なEmbeddedエリア向けの製品を投入し、サポートする余地が無いという事である。これも時代の趨勢、という事なのかもしれないがちょっと残念であった。
これである。古典的な組込み系よりIoTとかのほうが将来性があるからそっちに行く、もう古典的な組込み系にリソースを割かないってことである。これはInfineonのみならず、温度差こそあれ最近のマイコン界に通底する流れのように感じる。古典的組込み系おじさんにとっては困るのよねぇ…