2017-01-01から1年間の記事一覧

パワポでカンペ

パワポを使ったプレゼンでカンペを見る方法 各スライドのノート記入ペイン(通常はスライド編集ペインの下。隠れていることも。)にカンペを書く。 プロジェクタ(お稽古のときは外部モニタでも)をノートPCに接続し、マルチモニタの設定を「拡張」(2画面)…

AudacityのTIPS

モノラル、11.025kHz、8bitのWAVへ変換する方法 モノラル オーディオデータを開いた状態で、波形ウィンドウの左側に表示されるファイル名の右側の三角印をクリックし、「Split Stereo to Mono」を選択。トラックが分離するので片方の×印をクリックして削除。…

mbed祭り 2017@初夏の京都

6/3(土)に開かれたmbed祭り 2017@初夏の京都タワー(の隣の隣)に参加してきました。トピックを簡単にまとめます。 mbed Advent Calendar12月の1日から25日までみんなで技術系の記事を投稿するのをアドベントカレンダーというらしい。mbedのアドベントカレンダ…

ESP32はじめるよ

ESP32とは? ひとことで言うと、WiFiとBluetoothが使える安いマイコンモジュールです。 ESP8266の上位版的な製品 WiFiに加え、Bluetooth (Classic及びBLE 4.2)が使える (※1) IOが大幅に増えた 秋月で700円と安い (ESP8266は550円) (※2) 技適取得済み ※1 ただ…

ラジコン戦車の改造 (4)赤外線信号の解析

Waltersonsバトルタンクシリーズの赤外線信号をオシロで解析します。 変調周波数 変調周波数は、一般的な赤外線リモコンと同じ38kHzのようです。 信号フォーマット(バトルロイヤルモード時) バトルタンクシリーズの赤外線バトルは、自分以外全員敵のバトルロ…

ラジコン戦車の改造 (3)モータの駆動電流

WaltersonsのT-34/85の駆動輪のモータの電流を測定しました。 (以下、電流値は片輪1チャンネルぶんの電流値です。) 平地(フローリング床)での前進/後退で連続0.17A 平地(フローリング床)での超信地旋回で連続0.35A 勾配25度(タオル地)での前進で連続0.27A …

ラジコン戦車の改造 (2)電装系の解析

WaltersonsのT-34/85を分解して電装系を解析します。 分解 制御回路は40mm×64mmの基板が1枚あるのみで、基板上に無線モジュールが実装されています。 基板上の主要部品は下記の通りです。 メインCPU: nuvoTon HL058LCN (ARM Cortex-M0) モータドライバ: MX15…

ラジコン戦車の改造 (1)素材選び

夏に向けてラジコン戦車改造のプロジェクトを開始します。制御基板を自作のものに置き換えてWiFiでコントロールするのが目標です。今回は素材となるラジコン戦車を選定します。市販のラジコン戦車のシリーズには、タミヤ1/16、タミヤ1/35、VS TANK 1/24、Hen…

組込み屋でもアプリがしたい! 第7局

序盤、中盤、終盤、隙がないAIをめざします。 駒たっ石たちが躍動する僕のオセロをみなさんに見せたいね。 方針 序盤:定石を使う。 中盤:従来通り、重みづけテーブルで局面を評価する。 終盤:単純に石の数で局面を評価する。 序盤 1手目 オセロの1手目は…

組込み屋でもアプリがしたい! 第6局

前回、オセロの盤面を64ビット整数で表現するBit Boardをやりましたが、今回はビット演算を駆使したBit Boardの処理の高速化に取り組みます。とくに合法手(その局面で打てる有効な着手)を列挙する処理の高速化に著しい効果がありました。 石の数を数える Bit…

組込み屋でもアプリがしたい! 第5局

ビットボード これまで盤面の状態を表現するのに8×8の2次元配列を使ってきましたが、無駄にメモリを食うので、ビット演算で扱うように変更します。オセロの盤面は8×8=64マスなので、64ビット整数(C#ではulong型)を使えばちょうと盤面上の石の有無を表現でき…

組込み屋でもアプリがしたい! 第4局

「オメーの読みは『浅い』んだよ。手当たり次第に読んでくからムダ読みが多い。読みの量は多いが、そのほとんどがゴミだ」 (『りゅうおうのおしごと!5』) アルファ・ベータ法 これまで、読みの探索アリゴリズムはミニマックス法を採用してきました。ミニ…

組込み屋でもアプリがしたい! 第3局

強くなるには さて、今回からAIのアルゴリズムを改良して強くしていきます。改良の道筋として、大きく3つが考えられます。 評価関数の改良 (読みの質を高める) ミニマックス法→アルファベータ法 (無駄な読みを捨てて、読みを深くする) 演算の高速化の工夫 (…

NT京都2017

NT京都出展 3/19(日)に開催されたNT京都2017に、奈良キカイケン&Wakayama.rbとして出展してきました。今回も「おもちゃをハック」をテーマにいろいろ展示しました。 ロボット部屋 例によってロボット部屋と化した2階教室での展示でした。 ロボホンやロビを…

組込み屋でもアプリがしたい! 第2局

アルゴリズムを改良していく前に、いったんアプリの機能とソースの体裁をきちんと整えておきます。 機能の不備を改善 着手可能判定とパスの処理を追加 終了判定と勝ち負け判定を追加 表示やメッセージを日本語化 リファクタリング 処理を整理して無駄なクラ…

組込み屋でもアプリがしたい!

根っからの組込み屋が車輪の再発明しながらオセロアプリを作ってみようという企画です。 言語は組込み屋でも比較的取っつきやすい(?) C#を使います。まずはノーヒントで作ってみました。(もちろん、木の探索やミニマックス法は教養として知ってます。) 2…

Android Things予習ノート

Android Thingsとは AndroidベースのIoT向け軽量OS。 要するに、ラズパイやエジソンで動くAndroid。 Androidのいろいろなご利益を享受できて、ハードも叩ける。 Windows 10 IoT Core とよく似たコンセプト。 まだ開発者向けプレビュー版の段階である。 対応…

戦車ラジコンのコントローラについて

戦車ラジコンのコントローラには、以下の機能が求められる。スティックやボタンへの機能割り当てはさまざまである。本格的なプロポを使う場合には自由に割り当てることもできる。 走行系 (前進/後退、左旋回/右旋回 または 左履帯の前進/後退、右履帯の前進/…

1/16 M1エイブラムスの解析

改造用に1/16 M1エイブラムス(童友社)を借りてきた。デカい。 基板をオレオレ基板に交換して遊ぼうと思う。 Amazon商品ページ メーカー商品ページ 分解 デカいわりに中はわりとスッカスカ。基板はメイン基板と無線基板の2枚。 駆動系がマブチ260ぽいモータが…

Milkcocoa ESP8266 SDKの非同期化ハック

問題点 ESP8266でMilkcocoaを使うためのライブラリとしてMilkcocoa ESP8266 SDKがあります。 たいへん分かりやすく使いやすいライブラリだけども、同期処理(ブロッキング処理)なのが困りものです。下のコードを見てください。 loop(){ // 以下をloopの中で必…

BLEいろいろ

チップとモジュールとボードの関係 BLEはチップ、モジュール、ボードがいろいろあって分かりにくいので、(1)Nordic勢、(2)その他のARM勢、(3)非ARM勢 に分けて主なものを整理してみた。(クリックで拡大) けっきょく、どれを選べばいいのか? (1) マイコンな…

nRF52のSoftDeviceについて

SoftDeviceとは NordicのnRF52のSDKによる開発でBLEの機能を使うためにはユーザーアプリケーションとは別にSoftDeviceなるものをあらかじめROMに書き込んでおく必要がある。SoftDeviceとは何かというと、要するにBLEのプロトコルスタックのライブラリであり…

nRF52-DKを使ってBL652をデバッグ

nRF52-DKボードをJ-Linkデバッガとして使ってBL652をデバッグする方法をメモ。 BL652の線を引き出す BL652モジュールの端子は0.75mmピッチの端面スルーホールである。 まずはなんらかの方法で線を引き出す。 UEW(ウレタン線)で引き出す やり方はChaNさんのペ…

ゆるふわとガチムチ

ジューC号

小学生のころに作ったミニ四駆を再現してみた。単5電池1本で走る。 しかし、30年前からやってることが変わってないな。四駆じゃないだろってとこも含めて。

小物製作

NT京都の展示用に小道具を製作など。

ショーティングのスライドスイッチ

NKKのSS-12SDP2ていうスライドスイッチ、スライドする途中の状態では両端の端子がショートしてしまう! ショーティングというタイプのスイッチらしい。知らずに電源ショートさせちゃったよ。

H8クロス開発環境

2017年現在、もう今さら使うこともないだろうけども、WindowsでのGCCのH8クロス開発環境について忘れ去られる前にいちおうメモしておく。 クロスコンパイラ作成 Cygwinがインストールされていること CygwinのパッケージでDevelとPerlがインストールされてい…

BL652について

BL652とは? NordicのnRF52832を搭載した、英Laird社製BLEモジュール。 日本の技適を取得済み。米国FCCも欧州CEも。 0.75mmピッチの端面スルーホールなので、なんとか手ハンダ可能。 BL652-SA-01がチップアンテナタイプ。 (同-SC-01は外部アンテナタイプ) 安…

Nordic nRF52開発環境導入メモ

NordicのBLEチップnRF52832のソフトウェア開発環境構築についてメモする。 基板 nRF52-DKを開発用に使用する。デバッガチップにPCA10040のシールが貼られているのが確認できる。Preview版はPCA10036、現行品はPCA10040である。(後述のサンプルコードに関係す…