2005-01-01から1年間の記事一覧
瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢はむとぞ思ふ 崇徳院 【歌意】川の流れが速く岩にせき止められた急流が二つに分かれてしまってもまた下流で一つになるように、 ふたりの仲がさかれても最後にはきっとまた一緒になりましょう。 ぼくは上方落…
Olivia Ong(オリビア・オン) の「precious stones」、 …これはいいものだぁ〜! スウィートでイノセントですずやかな歌声。可憐なダンスポップです。 聴いてとても爽やかで心地よいです。 まるで天使か女神さまのような歌姫ですね。 女神さま度は井上喜久…
今日は奈良に行ってきました。特にどこへ行くとも決めずに出てきたのですが、高校時代の通学路を歩き、奈高のすぐ近くにある不退寺にお参りしました。ちょうど今、法華寺・海龍王寺・不退寺がタイアップして、佐保路の秘仏と寺宝展を開いていてふだん見れな…
「機動戦士ZガンダムII 恋人たち」観てきました。 あいかわらず、旧作画と新作画の違和感がどうしても気になりますが、新作画は文句なしに美しいです。とくにフォウの作画。出会いのシーンの作画素晴らしかったです。フォウだけでもすべて新作してほしかっ…
IEのツールバーのアイコン(「戻る」とか「進む」とか「中止」とか「更新」とか)の画像データってどこにあるんだろう? それらしいexeファイルやdllファイルからアイコンデータを抽出してみたが、見つからない。 ・Program Files\Internet Explorer\iexplore.…
今日は、飛鳥に行ってきた。近鉄橿原神宮前駅からバスで甘樫丘まで行き、飛鳥を一望できる丘の展望台で昼ごはん。丘を降りて飛鳥寺へ。写真は日本史の資料集にも必ず載ってる飛鳥大仏。わが国最古の仏像。それから亀形石造物、岡寺(中には入らず)あたりを通…
京都ベンチャー企業等就職フェア2005(http://www.ehdo.go.jp/kyoto/sousyutu/fair.html)に行ってきました。shagaくんの会社の人とも面接してきました。転職したいなあ〜。今の会社じゃ、なかなかエンジニアらしい仕事させてもらえなくて、ぜんぜんスキル…
こないだテレビで「LOVERS」観て、「チャン・ツィイー萌え〜」とか言ったら、ある知人から「(李徴)って気高くて強い女の子が好きなんかな?」と指摘された。けだし鋭い指摘。特に歴史もの、武侠ものに登場する女傑って萌え〜です。 史書/古典/小説/マンガな…
「豊穣の海」第2部「奔馬」を読みました。 第1部の主人公のダメダメ貴族青年が、死んで右翼青年に転生し、右翼テロを決起しようとして未遂に終わり、そのあとひとりで政財界の黒幕を暗殺し、自刃して死ぬ。おしまい。 (゜Д゜)ハァ? 勝手に死ねばぁ? 時代…
今日は京都に行ってきました。京阪三条の駅前でラーメン食べたあと、鴨川の河原を歩いて丸太町までのぼり、東へとって平安神宮へ。古武道の演武がやってたので見ました。それから神苑(お庭)をのんびり散歩しました。それから京都市美術館に行きました。「修…
しらべもんブラウザを改良しました。 しらべもん試作実験機2号 http://licheng.sakura.ne.jp/temp/shirabemon2.lzh ・進む、戻るなどのボタンを加え、だんだんブラウザらしくなってきました。 ・ヘルプを見ると… (機械研の○田くんのマネですが)
映画を見に行きました。今日封切りの「春の雪」(http://harunoyuki.jp/)。 まあ、予想してたほど悪くはなかったですが、原作を曲解してるのは否めませんね。清顕の最期のセリフなんて思いっきり曲解してます。原作は「豊饒の海」という転生をテーマにした四…
昨日のしらべもんブラウザを改良しました。 しらべもん試作実験機1号 http://licheng.sakura.ne.jp/temp/shirabemon1.lzh 昨日の試作実験機0号ではただHTMLをテキスト表示するだけでしたが、今日はブラウザ機能を実装しました。といっても、MicrosoftWebComp…
最近、士道不覚悟なことばかり書いていたのでちょっと反省。士道の本分に立ち返ってエンジニアな話題を書きます。(僕は学士(工学)という「士」なので。) 今さらですが、タブブラウザなるものを使い始めました。タブブラウザといってもいろいろあって(http://…
思生駒人 (生駒の人を思ふ) 李徴 雲霞彩麓生駒山 雲霞 麓を彩る生駒の山 日日遠望思慕汝 日々遠望しては汝を思慕す 孤影悄然如狂疾 孤影は悄然として狂疾の如し 唯欲逢汝日夜過 ただ汝に逢わんと欲して日夜過ぐのみ 一喜一憂電子文 一喜一憂す 電子の文 得聴…
10/22の日記では、『春の雪』の清顕のことをさんざんバカにしたが、自らを省みるとぜんぜん人のことが言へないなあと思った。有為の人材たることを望みながら怏々として無為の日々を送り、すぐ近くにゐたあのひとに10年も声をかけられなかった愚か者だ。 僕…
ここ一週間ほど、「春の雪」に関して語ってきたが、最後にこの小説の奥のテーマである唯識(ゆいしき)について語る。 今日のタイトルの横文字は正しくは Ālaya-Vijñāna (アーラヤ・ヴィジュニャーナ)。サンスクリット語で、阿頼耶識(あらやしき)の原語。ちな…
「春の雪」は昨日の日記にも書いたような、ダメダメ貴族の不毛なラブストーリーがメインストーリーである。「春の雪」は王朝文学の「浜松中納言物語」を典拠にしてるというからさもありなんという感じである。王朝文学というのはだいたいダメダメ貴族どもの…
『春の雪』ようやく一通り読了。 以下、ネタバレ注意。 なんというかメインのストーリーは実に不毛。というか、清顕がダメダメなだけ。 幼馴染で淡い恋心を寄せ合う清顕と聡子。その聡子に縁談が持ち上がったというのに、 「何も異存はありません。僕には何…
門跡(もんぜき)とは本来は一門を統括する寺院ないしその住職を指していましたが、時代が下るにつれて皇族や貴族らの子弟が出家して住職を務める寺院ないしその本人を指すようになりました。室町時代ごろから門跡は寺の格付けとして最高クラスとなりました。 …
タイ王国は昔はシャムと呼ばれていた。19世紀の欧米列強によるアジアの植民地支配の時代、アジアで完全独立を保つことが出来たのは、(半植民地化した清とその属国の朝鮮をのぞくと)、日本とシャムだけであった。シャムは英仏の勢力緩衝地帯として幸運にも侵…
公家(くげ)とは日本の朝廷に仕えた貴族のことである。昇殿(内裏の清涼殿殿上の間に登る=天皇に謁見する)を許された家柄を堂上(とうしょう)家、許されていない家柄を地下(じげ)家というが、ふつう公家といえば堂上家をさす。家格によって昇進できる官職が定…
昨日の日記に書いたように、ある仏像製作の文献には、「仏像を作るには15歳くらいの美少女をモデルにするのがよい」と書かれてあるらしい。ためしに数年前の小倉優子の写真をペンタブレットでトレースしてチベット観音を描いてみた。 ・チベット観音菩薩像の…
今日は奈良公園周辺を散策してきた。なぜか今日は奈良とは思えないほど人が多かった。 「鹿の角切り」を見た。何人もの勢子を使って鹿を追いたて、投げ縄で鹿の角を捕らえて鹿を取り押さえ、烏帽子をかぶった神官がノコギリで鹿の角を切り落とすという神事。…
久々にRubyスクリプトを書きました。つまらないものですが。 いまだにオブジェクト指向の考え方がうまくできません。なら素直にPerlで書けやっていう気もします。RubyはCygwinのやつを使ってます。 お題は、日中漢字音比較。常用漢字の日本語音(音読み)と北…
ひとすじの光明を自ら消してしまったような、そんな気分。 悲しくて悲しくて。 涙が溢れて止まらない。 涙なんて流すのはいつ以来だろう? 仕事や人生のことで悩み、酷い鬱や焦燥の中にあるときさえも、 こんなふうに涙なんて流れなかったのに。 気がそぞろ…
「諸葛」というと諸葛孔明の「ショカツ」かと思ってしまうが、国文では「もろかづら」。カツラの枝にフタバアオイをつけて頭にかざすもので、賀茂の祭りの時に使われるのだそうだ。 もろかづら 落ち葉を何に拾ひけむ 名は睦ましきかざしなれども 『源氏物語…
昨日は雨でアンニュイだったので、気晴らしに買い物に行ってきました。(CD) HILARY DUFF / MOST WANTED 僕はアメリカ嫌いですが、こういう洋楽は素直にノリがよくて意外と好きです。なんか僕も西側的退廃文化に染まってるなあ。(CD) ASELIN DEBISON / Bigger…